ひとつの家で、それぞれの日常が満たされるおうち

今回は、ご実家を親子で暮らす二世帯住宅として活用するため、1階・2階それぞれに合わせたリノベーションを行いました。

1階の親世帯が暮らす空間は、これからの暮らしやすさを考えて段差をできるだけなくすなど、バリアフリーを意識した設計に。
玄関まわりのアプローチから室内まで、移動がスムーズにできるよう配慮しながらもこれまで通り家族や親戚が集まりやすい空間も残しています
。
ドアは構造上制限があった部分を除き、引き戸に統一。
内装では、以前に印象的だったアール型の出入口を、今回は△三角デザインへとアレンジ。
お好みに合わせて壁のアクセントカラーも取り入れて、親世帯の暮らしに寄り添いながら、使いやすさと安心感を兼ね備えた仕上がりとなりました。

2階は、これまで廊下に沿って個室が並ぶ間取りでしたが、今回のリフォームでは壁を取り払い、広々とした1LDKの空間へと大きく間取り変更を行いました。

内装は黒やブラウンを基調にした落ち着いたトーンでご提案。
壁や天井の仕上げにはポーターズペイント塗装を採用いただき、ご要望に合わせたホテルライクな空間へと生まれ変わりました。

さらに、外のバルコニーにはウッドデッキを敷いてサウナも設置。
「ワンちゃんとの暮らしや、趣味の時間をもっと楽しめそう」と、完成をとても喜んでいただけました。

今回は外まわりにも手を加えて、外壁塗装・駐車場の整備・玄関アプローチの新設なども実施しています。
親世帯・子世帯それぞれの暮らしに配慮しながら、プライベートをしっかり分けた“完全分離型の二世帯住宅”が完成しました。