過ごすみんなが居心地のいいおうち

広い実家を上手に活用するため、持ち家でのフルリノベーションを選択されたAさま家族。
今回は3世帯での居住スペースを確保するため、限られた空間でのプランニングからご提案させて頂きました。
それぞれ世帯の居心地の良い距離感を保ったおうちのご紹介です。

1階にはお母さまと娘さま、2世帯分の共有部分とプライベート部分をしっかりと分けることでストレスフリーな間取りを実現。
来客も多いとのことから玄関は広さを重視し、大きな収納スペースも隣接させることでいつでも片付けやすいスッキリとした空間を保つことができます。

室内はなるべく導線をシンプルに、将来性も考慮して大きな開口とバリアフリーな仕上げを意識。
親子一緒に利用することも多いというキッチンは、広さをきちんと確保することでいつでも2人並んで料理を楽しむことができる他、繋がるLDKはどこでも目線と声が届くため安心して過ごせます。
また、ご要望として、内装に関しては以前の慣れ親しんだ濃い木目の色合いを落とし込むことで、落ち着いた空間となっています。

2階に関しては、まずスペースの確保が必須だったことから既存のベランダ部分へ増築工事を行い、こちらもフルリノベーションでスタート。
コストを抑えつつ、たくさんの靴が収納できるように棚板をオープンに並べた玄関収納や、将来子供部屋として間仕切れるよう工夫された広いリビング、寝室は家事導線を考慮した2way仕様。
各部屋にはお好みの色を反映させて、利用するたびに気分が上がる空間となっています。
1階部分とは違うご夫婦のこだわりを反映させた、オーダーメイドの家づくりを楽しんで頂きました。

以前は、使い勝手の悪くなった水周りや、利用する人がいなくなって物に溢れた部屋など、せっかくの広いおうちを十分に活用しきれていなかったAさまご家族でしたが、今回のリノベーションを通して、これからはみんなの居心地の良さに繋がる空間になることでしょう。